私の資産の約3割は持株会が占めています。
資産配分を考えると正直バランスが悪いと思います。
持株会は、仮に自分の会社が倒産した場合には、仕事と資産を一気に失うことになるので、二重のリスクを抱えると言えばそのとおりかもしれません。ある程度、自分の勤める会社が自分が退職するまで安定しているという自信がないと買ってはいけないと思います。自分事で恐縮ですが、一応大手の金融機関ですので潰れることはないのかなあと思っております（合併はあったりするかもしれませんが）。
持株会に入っていると、積み立てた額に応じて奨励金が出るので実際の投資額よりも少し多く自社株を購入することができたりします（どのくらい奨励金が出るかは社外秘の情報ですのでここでは言えません）。そういうこともあって、リスクを承知で入社してから20年地道に積み立ててきました。
複利効果という訳ではないですが、積み立てた金額が最近1000万円を超えてきました。そうするとやはり複利効果が効いてくるなと正直感じております。また、配当金もそこそこもらえるようになってきました。2021年は手取りで32万円程配当金が出ました。今年は恐らく手取りで40万円くらいになると予想します。このままのペースでいけば55歳になるころには、手取りで80万円くらいにはなると予想します。
配当金の複利効果も大きいのですが、私の勤めている会社は金利が上昇すると基本的には株価が上昇する傾向があります。そういう意味ではインフレヘッジにもつながる一面があると思っております。
理想としては、引退するまでは、今くらいの株価で推移してもらって株数を増やせるだけ増やす。引退する直前に金利が上がって、株価も上昇して、積み立てた株の一部を売却して米国ETFに振り替えるか投資用のワンルームマンションを1件～2件くらい現金で一括購入。そうなると55歳で完全にFIREできますね。ただ、自社株はお仕事を辞めた後もインサイダーの問題があるので1年間は売却できません。引退間際で株価が上昇していても1年間株価を維持できるかは分かりませんから、その時は正直迷うでしょうね。
やっぱり、持株会以外の米国ETFやインデックスファンドの積み立ても継続して行っていくことで、ポートフォリオの配分を調整していくことが望ましいと思います。いずれにしても、55歳の時点でどのくらいになっているのか楽しみではあります。
今日は、ラザニアを作ってみました！！
