FIREするために必要な金額を考えました。
結局のところ月々の生活費×12ヶ月分の年収があればFIREはできると思います。
(当たり前か)
私の場合、月々の生活費は20万円です。
ただしここには、家賃の自己負担分を防ぎます。
引退後はいずれ、実家を引き継いでそちらで生活することを想定しておりますので、
実際はもう少し少ないかもしれませんが、ここでは保守的に月20万円、年間240
万円を目標とします。
これを労働収入以外で全て賄うことを目標とします。
ステージが年齢に応じて3つに分かれます。
ステージ1:55歳~60歳:配当金と家賃収入で賄う。
ステージ2:60歳~65歳:配当金と家賃収入と企業年金と自分で貯めていた財形年金
ステージ3:66歳~:配当金と家賃収入と企業年金と公的年金(構成年金)
本当は、50歳で早期退職をして割り増し退職金をもらうことも一つの方法と考えていたのですが、その制度がなくなってしまったので、一番早いFIREのタイミングは55歳として考えたいと思います。
ステージ1:55歳~60歳のタイミング
この場合は、配当金と家賃収入で生活費のすべてを賄う必要があります。
ちなみに現在の配当金の収入は以下のとおりです。
・持株会からの配当金:35万円(これが55歳までには大体65万円くらいにはなる予定)
・持株会以外の配当金:15万円(これを150万円くらいにする必要があります)
・家賃収入:15万円(ローンを全て返済すれば60万円くらになります。退職金を
ローンの返済に充てて残債を0にする必要があります。)
実現のためのハードルは2つ。
持株会以外の①配当収入をどれだけ増やせるかと②投資用マンションの残債を完済でき
るかです。
①がちょっと大変かもしれません。私は職業柄株式が買えないので米国ETFで配当金を
増やしていこうと考えております。
そうするとギャップが年間で135万円(150万円-15万円)です。
米国ETFの期待利回りを3%で計算すると135万円÷0.03=4,500万円が必要です。
②は毎年50万円程繰り上げ返済しておけば55歳時点で残債は1,000万円程度になる予定
です。1,000万円は退職金を一部一時金でもらうことにすればよいのでそれ程ハードルは
高くないと考えています。
①の4,500万円を55歳までの10年で貯めるとなるとちょっと厳しいです。米国ETFに投資
に投資できる額は、年間150万円くらいかなと思っております。短期投資でどれくらい
投資用の資金を増やせるか次第でしょうか。
ステージ2:60歳~65歳のタイミング
このタイミングであれば問題ありません。
・持株会からの配当金:65万円
・持株会以外の配当金:55万円(55歳時点の15万円から追加で1,200万円投資したこと
より40万円程配当金が増えていると思われます。)
・家賃収入:60万円(ローンは完済している予定)
・財形年金:50万円
・企業年金:120万円
合計すると350万円。多分問題無いでしょう。
完全FIREできると思います。
ステージ3:66歳~
このタイミングであれば問題ありません。
・持株会からの配当金:65万円
・持株会以外の配当金:55万円
・家賃収入:60万円
・企業年金:120万円
・公的年金:200万円(55歳まで厚生年金を積み立て、それ以降は国民年金を積み
立てる)
合計すると500万円。問題無いでしょう。
60歳からであれば、再雇用で働くことをしないでも完全にFIREできると思います。
ただ、それだと、あまりに面白くないので、やはり55歳での完全FIREを目指す
ことにしたいと思います。
まあ、55歳以降は、アルバイトをして月5万円~10万円稼ぐという前提であれば
大丈夫だと思いますが。アルバイトが見つかればですが。